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建築家 潤 の『独断と偏見』

「酔龍の独り言:その029」

         [ 旧統一教会と報道・しつこいけれど新型コロナ ]

 今世間を騒がしている話題で比較的長く続いているのがロシアのウクライナ侵攻と旧統一教会絡みではなかろうか。
もう四十年以上も前のことになると思われるが、統一教会の霊感商法(印鑑や壷・多宝塔などを信じ難いほどの高額で購入させる)が社会問題となり糾弾された経緯がある宗教?団体が、ある時期から名称を変えて一時鳴りを潜めていたように見えていたけれど、今回の安部前総理の射殺事件を切っ掛けとして俄かに表舞台に復活してきた。
若い頃の話ではあるが、当時私の義母が引っ掛かって危うく七百万円で壷だったか多宝塔であったかの記憶は定かでないけれど、買わされる寸前となったことがあった。
確かこのような話の糸口からだったので、結果として撃退したのだけれど、内容が「あなたのご先祖さまはお武家さんで、ご先祖さまは今日ここに来られたことをとても喜んでおられます」と言う。
私は「そうですか、先祖が武家であったことは家系図も有るので知っているけれど、であれば、先祖の誰であるか名前を聞いてみてくれないか」と逆に尋ねたところ「はい判りました。お尋ねしてまいります」と言ってカーテンの奥に入って行ったけれど中々出てこない。
暫くすると別な人物が出てきて「いやぁ本当にご先祖さまは喜んでおられますよ」と同じことを言うので「それは先ほど聞いたからもういいよ、それよりあなた達が話したと言うその先祖の名前を聞いて欲しいと頼んだのだが・・・」と再度尋ねたら、話の内容をすり替えてきたので、これは怪しいぞ、明らかにまやかしだなと感じたものだから義母を探して傍に寄ったところ、壷か多宝塔を前にして既にこれを七百万円で買う約束をしたと言うので、すぐさま「こんな物が七百万円もする訳が無い。話の内容がいい加減だし、買う価値はないので帰りますよ」と言ったのだが、義母は「それでもこの人達は涙を流しながら話をしてくれて・・・」と申し訳無さそうな感じの返答をするので「もういいから帰りますよ」と手を引いてその場を後にした(入院患者を二百名以上抱える大病院の開設者でもある女医さんが、いとも簡単に騙されるところであった)。
 これが後に統一教会であることを知ったのはもう少し後になるのだけれど、新聞などで報道されるようになってからのことであった。

さてこのような昔話は措いておいて、政治家達の賎しさは今に始まったことではないから、ひとまず措いておいて、今回話として取り上げたいのは報道者達の姿勢である。
旧統一教会が政治家達の選挙応援などを行いながら密かに暗躍していた事柄が射殺事件を契機として一気に新聞やTV・週刊誌などにより鬼の首を取ったかのように報道され始めたことにある。
 これまで旧統一教会が名称を変えて暗躍していたことを報道者達は知っていたにも拘らず、何ら追跡報道などを行わず、そ知らぬ顔をしていながら、今回の事件を契機に一気に政治家達を叩き始めたことが大問題だと感じているのです。
 これまで旧統一教会の実態をつぶさに調べ上げ、被害者の方々の救済やこれ以上の被害者を出さない為に永年活動を続けてこられた「ジャーナリストの鈴木エイト氏」や「弁護士の紀藤正樹氏」などがこれまで声高に叫んで情報を提供してきたのに相手にすらしなかった輩達が手のひら返したかのように関連していた政治家達の名前を挙げて今まで得ていた情報を表に出し政治姿勢を問うている。
 いやいや、あなたがたはそのことを知っていながら今まで脅迫と政治家の圧力に怯えて一片の報道すらしなかったくせに、事件を契機に何!その変わり身の早さはと言いたいのです。
 これでは「怖かった赤信号、皆と渡れば怖くない。青信号となったら突き進め」ではないか、これが「報道者魂」とは聞いて呆れます(鈴木氏や紀藤氏の足の爪の垢を煎じて飲ませたいわ)。
「彼等が日夜報道している内容は本当に信じて良い内容なのですかね?」と疑いたくなると書きたいところであるが、今までもこれと同じようなことがずっ-と続いてきているので、どうやら彼らの報道は信じてはいけないと考えながら記事を読む以外になさそうである。
  
 「生活が豊かになった分だけ心が貧しくなり、便利になった分だけ心が不自由になった」と言うのが今の日本の社会を如実に顕わしているのではないでしょうか。

 さて、しつこいほどの新型コロナ関連です。
8月に入ってからだったと思いますが、今までにないほどに感染者が急増した。
ほぼ国民全員がワクチンを接種しマスクを着用し手指のアルコール消毒を行っているにも拘らずこの感染者の増え方は異常である。
以前から言っているようにウイルスは生命体ではないからアルコール消毒は全くといってよいほど役に立たない(一説ではウイルスが弱体化するなどと言われているようだが、生命体でない存在に弱体と言う言葉は当て嵌まらないと思う)。
10万分の一ミリの大きさのウイルスはマスク着用では防げない(気休め程度の効果を否定するものではありませんが)。
本来ワクチンは接種すれば感染しないものをワクチンと言うのであって、接種しても感染するのであればワクチンと言わない(感染しても重症化の防止になるとか言っているがこれはワクチンを射たすための詭弁である)。
結局新型コロナ騒動で莫大な国民の税をアメリカに渡し、製薬会社と医者・マスク製造会社などを稼がせただけで終わりそうな気配が濃厚(いや決定)である。
これだけ感染者が増えても行動制限すら行わない政府と今以下の感染者であったにも拘らず様々な行動制限を行った一つ前の政府が同じ国であるとはとても思えません。 





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