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建築家 潤 の『独断と偏見』

「復活 くたばれ建築基準法:追録の8」

 もう一つの建築基準法改正?は前回お伝えした内容と同様の「延べ面積」の扱いである。
これは平成二十六年九月二十日に施行されたもので2年ほど前のことになりますが、趣旨と内容は次のようなものです。
 災害時に於いて必要と思われる品物「懐中電灯・ラジオ・非常用食品・防災用具など」を収納する室や災害時に必要となる「蓄電池設備・自家発電設備など」を設置する室の「床面積」については「一定の割合以下において延べ面積に算入しなくて良い」と言うもので、一定の割合は2種類あり「1/50と1/100」です。
つまり上記のような目的の部屋を作るのであれば、1%と2%ほど建物を大きく作っても良いという改正です。
官僚がやる事だから一応の検証は済ませているのだろうが、床面積の1%とか2%程度で本当に「防災備蓄品の収納」や「防災用設備の設置」が可能なのだろうか?。
とても収納に十分な面積が確保できるとも思えないので、なんとなく何かしなければ行政の失策と言われそうだから・・・のような気がしてならない。
 改正内容が悪いとは思えないのだが、十分余裕を持った緩和とも思えない。
これは建築だけに言える事ではなく、どうしてこんなに細かいのだろうと思ってしまう。
衛生上の観点から言わせてもらえれば、旧厚生省のお陰で昔に比べれば多くの伝染病を日本から除去し、国民の衛生観念の向上を図った結果は良好な住環境が形成されていると言ってよいので、飲み水を始めとして世界一安全で衛生的な食品を手にし、不潔な場所は街中で見かけなくなっている。
この様な国は世界探してみたってあるものか!すごい国になったものだと思う。
しかしここまでくればもう十分過ぎるほどであり、これ以上はやり過ぎなのだと思う。
食の安全は大事であるが、やり過ぎもまた問題であると言う観念が官僚にないのだろう。
 国民に於ける(目前の)健康と衛生を謳い文句に、多くの種類の食品添加物の使用を許可し、食べさせているが(長期に渡る)健康と安全についての検証ができているか否かは疑問である。
 因果関係がはっきりしないので何ともいえないことではあるが、我々が子供の頃の事を思い返してみての話になるけれど、多くのアレルギー症状や症状は軽いが病名が付け難い病のようなものは無かったように思うのだが・・・まさか食品添加物のせいではないよね。
どの分野であれ、人の住む世界では幾ら良い事ではあっても、ある所で歯止めをかけなければ窮屈でしかたのない社会が出来上がってしまう。
丁度今の日本がもうその状況下にあるのだが、その事に気付いていないのは政治家と官僚だけなのであろう。

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