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建築家 潤 の『独断と偏見』

雑感その154 「窮屈になった日本:その43:覚悟の五」

      
 さてさて、窮屈な話題ばかりが耳に入ってきて、憤りを感じる毎日だが、先日のこと
サラリーマン作家で高校の先輩でもある御仁が「お~い 潤 元気か!?」の声と共に事務所のドアを開け訪ねてきた。
 彼はいつものように、まず暫く会っていなかった間に起った自分の出来事から話し始めたのだが、この時はまず真直に迫った定年退職後の再就職先のことや、健康診断の際に起きた事象を面白おかしく話した後のこと「実はなぁ~潤よ!先日エライ目に遭ってなあ~」と話を続けた。
 聞けば「犬も歩けば棒に当たる」の諺の如く、「いい年こいてフラフラするからだよ!」「それはエライい災難だったね」「気の毒だけれども、どうしようもないなぁ~」の言葉がぴったりの出来事に遭遇していた。
 ある日のこと(いい年こいて姉ちゃん目当てで)キャバクラに行った深夜の帰り道に尿意を催したので、広島市内の繁華街にあって若者がよく集まるちょっとおしゃれな雰囲気がある公園の公衆便所で用を足していたら突然壁を隔てた真向かいから「きゃ-助けて!」と悲鳴が聞こえたので、一体何事かと便所の窓を開けると男の顔が見えたので、悲鳴が聞こえた状況から、思わず「何しとるんやお前!」と用を足しながら一喝したところ、突然窓越しに顔を殴られたと言うのだ。
怒りを覚えた彼は用足しもそこそこに外に出てみると女は下着を脱がされ男は下半身をむき出しにして今にも強姦寸前の状態だったと言う。
元々血の気の多い彼は「お前なにやっとんや!」と叫ぶと同時に男に殴りかかった。
そこから殴り合いの喧嘩が始まったと言うのだが、この騒ぎを聞きつけて近くの交番から警察官が駆けつけ取り敢えず喧嘩は治まったが、男の方は鼻の骨が折れ顔面血だらけの状態であったのを見た警察官は友人の方を逮捕しようとしたらしいが、最初に突然殴られて、強姦寸前の女を助けようとして喧嘩になった経緯を話し、襲われた女の方からも同じ話を聞かされて警察官も納得し、強姦未遂の男の方を逮捕したそうだが、この後が彼にとっては災難と言うか、気の毒と言うか、慰めようのないことになってしまったのだ。
 そのまま警察に連れて行かれて事情聴取を受け、その日は何とかそのまま帰宅が出来たはものの、複雑でややこしい警察での話や検察官との遣り取りの記述は省いて結果だけを伝えれば、後日検察庁から呼び出しを受け、過剰防衛による略式手続?で罰金四万円を言い渡されたそうだ。
これを知った嫁からは「殺されでもしたらどうするの!」と怒られ、納付金に対する援助は無く、仕方が無いので少ない小遣いの内から捻出してやっと支払ったのだと悔しそうに話す彼が気の毒に思えた。
その上、当日は興奮して気付かなかったが、2~3日して歯に違和感を覚えたので調べて貰えば上下の奥歯が欠けたり折れたりで、余計な治療費まで支払う羽目になったそうだが、この治療費は相手から支払って貰ったと話してくれた。
 作家の話すことだから話の内容には多少の脚色はあるかもしれないけれども、犯されそうな女を助けて、過剰防衛の罰金刑を科せられるとは何とも情けないし頂けない。
私の感覚からすれば、警視総監賞や英雄扱いにしても良い事象に思えるのだが、人を助けて逆に刑罰を受けるとは・・・確かに程度の問題はあろうけれども、これでは有事の際に人助けなど出来ようはずもない酷い日本の司法判断である。
「触らぬ神に祟りなし」「見て見ぬ振りをする」のが一番の処世術だと司法が指導しているようなものである。
前回のブログで書いた願いとは真逆の方向を「お上」が誘導していては日本の社会が良くなる方向に行くはずもなかろうて・・・。やれやれ、窮屈なこと窮屈なこと。

 もう一つ内容は異なるが、とても窮屈だと感じた事例をご紹介します。
既に聞き及びかとは思いますが、39歳のサラリーマンが競馬で得た所得に対して国税局から追徴課税された上、脱税容疑で告発され、確か懲役1年を求刑されている話である。
新聞や週刊誌などでも報道され、特に週刊誌では克明にその詳細が記載されていたが、この国税局の対応にも憤りを感じている。
 早い話が競馬の当たり馬券について研究した結果を試そうと、インターネットを介して百万円を元手に三年間の間で数千円~数万円の馬券を繰り返し々購入し、勝ち負けの結果として馬券総購入金額が28億7000万円となり、配当金額は30億1000万円であったそうだ。
 差し引きの収入金額は1億4000万円であるが、国税局は当たり馬券の購入金額だけを経費と認め29億円の所得があったとして6億9000万円の追徴課税をして告発したという経緯である。

一般的な会社経営で言えば、1年間の総売上げ額がその年の競馬の総配当金額に等しく、その年に購入した馬券の総購入額が様々な経費に該当するもので、その差し引きの金額が所得として課税されるものだと考えられるのだが、国税当局はその様には考えず、拷問か!と思えるような仕打ちをしてきている状況であると言っても過言にはなるまい。
 競馬の配当金そのものには既に10%の所得課税がされており、これでは二重課税も甚だしいが、実質所得を数倍上回る課税を平気で科してくる役人の感覚とは一体どのような構造をしているのだろう・・・と理解に苦しむ。
 しかし、それにしても幾ら研究したとは言え、畜生が走る競馬で利益が出せるとは・・・博打ではビルが立つくらい負けを続けている私から見れば、何とも凄いの一言に尽きる。
もしこれがインターネットを介した馬券購入ではなく、馬券売り場で直接馬券を購入していたら国税局には知られずに済んだであろうに・・・と思うと少し気の毒になる。

今回のこの2つの事例をどのように思われますか?。
私しには、憤りを感じ、行政側の横暴としか考えられないのですが・・・。
最後に覚悟の続きです。
 これも仕事を通じて決めていることですが「建築主さんの懐に手は突っ込まない」です。
判り易く言えば、見えないようにちゃっかりと余分な金銭を得ないと言うこと。

昨年とは打って変わって今年は仕事の依頼が急増し、もうすぐ臨戦状態に陥入りそうです。
出来るだけブログの更新を続けて行くつもりではいますが、思いが叶わない時はお許しください。

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