「橋本知事の発言こそ政治家の鏡」
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今朝の報道で橋本大阪府知事の発言が映像と共に流れてきた。
「国交省は税金貰って、使うだけ、パッパラパッパラ使って、まるで詐欺集団ですよ!文科省よりもっと馬鹿ですよ!」を聞いて、正しくその通りだと思った。
これを聞いて受けた国交省は「法的に問題はない」と発言したそうだが、これが「法的に問題が無い」のであれば明らかに「法が悪い」と思うのは国民の大多数であろう。
<地方自治体法>の中に定められている法文を楯に採って、やりたい放題の驕った官僚達の姿だ。
また、官僚の言い分は「国の直轄事業では、少なからず地方も恩恵を受けるのだから、費用の負担は当然である」と言っているそうだが、ちょっと待った!だ。
この言い分は絶対におかしい。何故なら、国は国民の生活や福祉、教育の向上、そして環境の整備のために使うという理由で税金のほとんどを持って行っているのではなかったのか?。
であれば、地方が恩恵を受けるから負担しろ!は、誰が考えても納得が出来まい。これではヤクザの上納金システムよりまだ始末が悪いと言われても仕方ないぞ!。
税金を徴収する名目は確かに立派であるが、使用する際には「その一部を負担しろ」では、橋本知事が言うとおりこれは「詐欺」に間違いない。
この法の中には、<国は地方自治体に補助金を出す仕組み>と<地方自治体が国の直轄事業に対して負担をしなければならない>内容があるそうだが、そもそもこの法文自体が、矛盾していることに頭脳明晰な官僚達は気付いてないのだろうか?。
いや、国民は馬鹿だから、まさか気付ことはないだろうとでも思っているのだろうか?。
この法文があるからこそ、これまで<補助金誘導目的のために地方自治体や建設業者の応援を受け、官僚が政治家に転身を図ってきた>それが今の国会議員の大半であり、族議員を生む温床となっている。
そしてこの族議員達が言う「民意」や「国民の総意」を耳にするが、実はこれも名目だけで、本意は「官意」と「官僚の総意」なのだろう。
<誠の政治家の姿>とは<橋本府知事のような姿勢>を言うのだ、悪たれ官僚や政治家達!橋本知事の足爪の垢でも煎じて飲め!
「キャンペーン」
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テレビや新聞の宣伝において、よく耳にする言葉や、目にする文字に「キャンペーン」というのがある。
「キャンペーンやってるよ」「キャンペーン中」といったように使われているが、聞いている視聴者にとっては、その対象製品を購入すれば何か「良いこと(得すること)」があるように聞こえるのは私だけではないと思う。
数年前の話しになるけれども、当時交際していた女性(頭脳明晰で国内トップメーカーの関連会社に勤務する管理職)が勤務する会社の宣伝で、この「キャンペーン」をやっていた。
丁度一緒にテレビを見ていたときに、この宣伝が流れたので、私は「キャンペーンというのは、景品(特典)付き販売促進のようなことを言うのか?」と尋ねたら「うん、そんなとこかな・・・」とやや曖昧な返事か返ってきた。
この女性は兎に角、何かしら疑問を持ったら、直ぐにそのことを詳しく調べ、必ずはっきりとした回答を出すような性格だったので、私はこの回答に少し不満を感じ調べてみた。
すると、「キャンペーン」とは「大がかりな販売促進活動」や「閉店セール」などの意味で、何も「景品(特典)付き販売」を指すものではなかった。
しかし現実には、企業によって「景品(特典)付き販売促進」を「キャンペーン」と謳っているところもあり、ただの「大がかりな販売促進活動」としてこの言葉を使っているところもあるようだ。
元々が外来語であるから、その本当の意味に馴染めないのだろうが、自社製品の宣伝を「大規模にやっている」からといって、それを視聴者に言ってみたところで「一体何なのだ?・それがどうした」と言いたい。
何かしら特典があるように感じさせる「キャンペーン」という言葉が、このように曖昧なまま使われている現状は、ひねくれ者の私には素直に納得が出来ない。
「差別用語」とか「放送禁止用語」を厳しく言う報道者達だが、これは何とする。はっきりとした定義を設けた上で「キャンペーン」と言う言葉を使って欲しいものだと思う。
「セガレ・セガール」
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今朝のこと、報道番組を見ていたら「セガレ・セガール」という言葉が出てきた。
何のことだろうと思っていたら、「セガレ」とは「伜(せがれ)」のことで、「セガール」とは「女の伜」のことを言っているようで、日本語の「セガレ」をもじって女の方を「セガール」と呼ぶとは、なかなか面白い表現だと思った。
元々「伜」と言う意味は「子供の男女両方を意味していた」らしいが、近年は「男の子供」を意味することに使われている。
「KY語」や「流行言葉」とは違って、知的に感じられたところに少し興味を引かれたのだが、今日は言葉の問題ではなく、「セガレ」が報道の中で素晴らしい発言をしていた内容をお伝えしたい。
農家を継いでいる子供達「セガレ・セガール(二十代~三十代)」が話していた内容の中に次のような言葉があった。
家業である農業を継いだ子女達が、新しい経営の方向を模索し、実践している映像と共に流れてきた中で聞いた、一人の「セガレ」の発言だ。
それは戦後に造られた農協や減反政策などの悪法による反発からなのだろう「政治に解決策を求めない」であった。私はこれを聞いた瞬間に「はっ」とさせられた。
この発言は核心を突いていて、正しくその通りであり、甘えっぱなしの今の日本人が忘れている「生きる姿勢」の本質だ。
毎日のように新しく作られ続けて来ている法律で、日を追う毎に窮屈さを感じるこの頃だが、その傾向は最近特に酷いと感じているけれども、日本は法治国家であるが故に、法律にがんじがらめにされて仕事をしている私など、短絡的に「これらの悪法を何とかしなければ・・・」と思いがちであったが、そうか、そういった思考があるか・・・と若者に教えられた朝であった。
少し話題が遅れたけれども、定額給付金
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本日より、ブログの内容を変更します。
変更については、時節に合ったものとし、短編の記述にすることにしました。今までの続編についてはホームページの方に移行します。
今日は「定額給付金」です。
先日青森県で国内第一号の給付金が支給された報道があり、給付金を受け取りに来た老女の喜びの声が伝えられていたが、一言物申したい。
人口が数百名程度の町村では、この様な直接支給も可能だろうが、数千人以上の自治体では、窓口での直接支給は対応に限界があり難しそうである。
だから、政府は金融機関振り込みによる支給を前提としていたようだが、金融機関が要求している振り込み手数料は誰が負担するか?の問題が発生している。
自治体の指定金融機関は、これまで公金支払いの振り込み手数料を無料としているが、5000万件に及ぶ振り込みに対して、新しいソフト開発や夜間のコンピューター作動などで新たにかかる費用を負担して欲しいと言い、どの金融機関も一件につき約400円前後の振り込み手数料を試算しているらしい。
政府や自治体は「定額給付金」は「公金である」を理由にこれを無料としたいようだが、それぞれの立場に立てば、双方の言い分は当然であろう。
定額給付金支給を決めた張本人は誰か判らないが、あれだけ揉めに揉め、時間も充分にあったにも拘わらず、このような問題を解決しないままで法決定するとは何とも情けない国会でもある。
そもそも、一旦集めた「酷税」を「金と時間」をかけて戻すくらいなら、最初から「獲るな!」だ。これに掛かる費用(直接経費と人件費)も元は「酷税」である。
結局奴らのやっていることはどの角度から見ても「酷税」の無駄遣いではないか。僅かばかりの「金」を配ってみても、とても景気刺激策になるとも思えないが、それで自己満足している「偉い人達」の無神経ぶりには呆れてしまう。